外貨準備とは?

日本も含めて外貨が流通している国では、それぞれ流通している外貨を保持しています。

この行為は「外貨準備」と呼ばれています。

外貨準備としてそれぞれの国の金融当局が海外通貨を持つことは、国際取引をスムーズに進めることに直結しますし、また為替変動の急激な変動を抑えるなど、為替レートコントロールの手段として利用することもできるというメリットがあるようです。

それぞれの政府が準備している外貨準備高はどのぐらいあるのでしょうか?必ずこのラインを保持しなければいけないという国際的な基準があるわけではありませんが、一般的には貿易を行なう相手国から輸入されている輸入高の3か月分以上が理想的だといわれています。

もしくは短期債務残高の1年分以上という見解もあるようです。

この金額は金額が大きいだけでなく、為替レートの変動によっても影響を受けるため、現在のような変動為替相場の元では、常に大きく左右しています。

ずいぶん昔に存在していた固定相場制の場合には、為替レートはずっと一定なので外貨準備高も簡単に予測をする事ができたようです。

しかし現在のように為替レートがスピーディに変動している変動相場制ではなかなか外貨準備の調整と為替レートの足並みが揃わずに、外貨準備額がどっと増えてしまったり、また外貨準備額が目減りしてしまうなどのリスクもあるようです。

ちなみに世界各国における外貨準備高を比較してみると、最も多いのは中国のようです。

そしてロシアと日本が中国に続き、インドやブラジルなどがこれに続くという統計もあります。